visual

校内研

■平成28年度

1 研究主題

主体的に学び、表現する生徒の育成~言語活動の充実を通して~

2 主題設定の理由

21世紀は、知識基盤社会の時代である。これからの社会を担っていく子どもたちには、幅広い知識と柔軟な思考力に基づいて判断することや変化に対応する能力、資質が求められる。直面する問題に対して今までのように学んだ知識・技能を単に再生するだけでなく、その知識・技能や経験などを統合・応用しながら主体的に立ち向かい、解決していくことのできる人材、つまり創造性に富んだ人材を育成することが重要である。また、すさまじい速さで変化していくこれからの社会では、これまでに学習した知識も陳腐化し無用のものになるかもしれない。単に知識を得るのではなく、既知の知識同士を有機的に組み合わせながら新しい知識を獲得する創造的な知識の獲得、課題解決のために必要な情報を取捨選択する力、柔軟な思考力に基づいて判断することや変化に対応する能力・資質が求められる。そのためには、思考力、判断力、表現力を涵養することが大切になる。各教科における思考力、判断力、表現力などを育成する観点から、基礎的・基本的な知識及び技能の活用を図る学習活動を重視するとともに、言語環境を整え、言語活動の充実を図ることが求められている。知識の習得や習得した知識を正確に多く再生できることを重視する教育ではなく、既有の知識を結び付けながら価値ある新たな意味の体系を創り出す力を育むことを重視する教育への転換が求められているのである。
本校では、昨年度は「言語活動」をキーワードに校内研究を行い、指導方法改善に努めてきた。特に、数学と理科に於いてはスマイル学習(武雄式反転授業)に取り組んだ。また、全職員が研究授業を行い、指導方法の改善に努めた。その結果、昨年度12月に実施された佐賀県小・中学校学習状況調査では、県の平均正答率と同等又は上回った教科は、10 区分中、1 年の5 教科(国語、数学、理科、社会、英語)、2 年の3 教科(数学、理科、社会)の8区分であった。特に、1年の国語、数学、社会、英語は「十分達成」基準を上回った。2年については、「十分達成」基準を下回り、課題が残った。
そこで、引き続き、表現力を育成する言語活動の研究実践に加えて、生徒が自ら学びに向かう主体性の涵養と学習習慣の定着に主眼を置いて取り組みたいと考える。そのためには、教師自らが学習環境づくりについて見直す必要がある。学習習慣を確立させ、基礎学力を定着させるために、これまで様々な指導を行ってきたが、生徒自身が学習に対する高い意欲をもち学習に取り組めば、学習効果が更に上がるものと考えられる。つまり、内発的な動機付けや学習の自己管理ができるようになれば、「受動的な学習」から「主体的な学習」へと変化し、学習効果が上がると考える。
表現力を育成する言語活動については、各教科での授業をはじめ、学校生活のあらゆる場面や活動の中でその機会を拡充することに取り組む。また、主体性については、家庭学習の内容や方法についても見直しを図り、「810大作戦」を引き続き継続し、学習習慣の定着を目指したい。学力の土台を確かなものにし、学んだことを活用し、生き生きと表現できる生徒の育成は、個々の学力向上や学校全体の活性化にも資すると考え、本主題を設定した。

3 研究組織及び年間計画

平成28年度は、次のような組織とし、授業づくり部は教科に応じてA~C部会の3つに分ける。専門委員会は、学校目標の「学ぶ」「耐える」「感動する」と関連付けて組織する。

(1) 授業づくり部

  • 各教科におけるアクティブ・ラーニングを研究し、これを位置付けた授業展開を実践する。
  • 研究授業及び授業研究会を全職員で行い、共通する視点について協議を深め、各教科で生かす。
  • 研究授業を行うに当たっては、事前に各部で指導案について検討する。

(2) 専門委員会

生徒会の専門委員会の顧問をベースとし、学校評価のアンケートを集約・分析する。

(3) 年間計画


 

  

  <全国学力・学習状況調査及び佐賀県小・中学校学習状況調査>

教育は、「知・徳・体のバランスのより高い調和」を目指しており、今回公表した調査結果はその一部です。また、日々成長している子どもたちの現時点での一面であり、今後の取り組みの資料とするものです。この結果を受け、指導方法の新たな検討、校内研修の活性化等に取り組みます。
また、保護者・市民のみなさまに学習状況及び意識調査(家庭や地域での学習や生活状況)の結果をお知らせすることにより、学校教育への関心を高め、市民総ぐるみで教育を考えていただく機会にしたいと思います。学力の向上には学校と家庭や地域との連携が必要です。今回、学習状況及び意識調査を合わせて公表することで連携体制をより強くしていきたいと思っております。

4月実施の公表は、3年生は全国学力・学習状況調査、1、2年生は佐賀県小・中学校学習状況調査の結果です。全国学力・学習状況調査は、国語、数学ともA問題、B問題という2種類のペーパーテストで成り立っています。A問題は主として知識に関する問題、B問題は主として活用に関する問題です。佐賀県小・中学校学習状況調査は、国語、数学です。

12月実施は、1、2年生対象の佐賀県小・中学校学習状況調査の結果です。教科は国語、数学、英語、社会、理科です。

 

平成30年度【4月調査】

 

平成29年度[4月実施]

平成28年度[12月実施]

平成28年度[4月実施]

平成27年度[12月実施]

平成27年度[4月実施]

平成26年度[12月実施]

平成26年度[4月実施]

平成25年度