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ケンジロウのふるさと発見!

入力日 2019-06-18 閲覧 2269
タイトル 思い出のアルバム㉑8㎜カメラ
内容

 思い出のアルバム21ページ目は先月紹介した「8mm」を撮影するカメラです。

 写真は「ダブル8」と呼ばれるフィルムを使うタイプです。8mmといいながら中には幅16mmのリールがセットされますが、これはリールに巻かれたフィルムを往復で幅の半分ずつ露光させ、現像後に裁断し往路と復路をつなげて1本の映写用8mmフィルムにするものです。

 フィルムの装填や反転は明るいところでは難しく、後に最初から8mm幅で製造されたフィルムをカートリッジに格納したスーパー8やシングル8という規格が生まれ、無音(サイレント)のみだったフィルムに後から音声を加えられるようになったり、1秒間のコマ数を多くしてより滑らかな動画が撮影できるようにしたりと改良が進みます。

 このカメラにはコマ撮りシャッターや、コマ数を毎秒8~32コマに可変する機能があり、今でいうタイムラプス撮影やスローモーション撮影に近いこともできたようです。

 8mmはフィルムも機材もプロ用の16mmに比べ安価で、フィルムを直接切り張りして容易に編集でき、手間はかかりますが一コマごとにひっかき傷をつける等で光線の特殊効果ができたことから学生の自主映画にも普及しました。

 次回はそれを上映する8mm映写機を紹介します。

文化財専門員:ケンジロウ