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ケンジロウのふるさと発見!

入力日 2017-08-08 閲覧 254
タイトル 方言の話10
内容

 今回は「ふんみゃー」の話です。

 「ふんみゃー」は「振る舞い」で、よその家でご飯に呼ばれることを「ふんみゃうくっ(振る舞いを受ける)」と言います。

 さて、晩ご飯を「ふんみゃうけた」お宅で「遅かけん、風呂まではいっていきんしゃい」と勧められることもありますが、お風呂をもらうことも「風呂ふんみゃーうけた」と言います。支度に手間のかかる風呂を勧められることを供応と受け止めていたのでしょう。

 「○○の家で風呂もふんみゃうけっきた」と帰ってから親に言うと、親は先方に「風呂ふんみゃーまでうけてですねー(風呂の振る舞いまで受けて(ありがたいことです)」とお礼を言います。内湯が普及し風呂を沸かす労が軽減されても、風呂は「ふんみゃー」の対象であり続けました。

 自宅がタイル張りの「たきもん風呂(薪で沸かす風呂)」だった筆者は、「風呂ふんみゃーうけた」よその家でピカピカのステンレス浴槽や熱いお湯が出る蛇口に驚いた記憶があります。

文化財専門員:ケンジロウ

方言の話9 2017-07-05