visual

小中一貫教育推進

入力日 2018-08-13 閲覧 3538
タイトル 大町ひじり学園小学部の外国語活動
内容

● 学習指導要領改訂(2020年度小学部全面実施)

 学習指導要領が改訂され2020年度から小学校と義務教育学校前期課程(大町ひじり学園小学部)で全面実施されます。(※中学部2021年度)

 新学習指導要領には、教育基本法、学校教育法などを踏まえ、これまでの学校教育の実践や蓄積を活かし、子ども達が未来社会を切り拓くための資質・能力を一層確実に育成することが明記されています。その際、子供たちに求められる資質・能力とは何かを社会と共有し連携する「社会に開かれた教育課程」を重視しています。知識及び技能の習得と思考力、判断力、表現力等の育成のバランスを重視する現行学習指導要領の枠組みや教育内容を維持した上で、知識の理解の質をさらに高め、確かな学力を育成します。知識の理解の質を高め資質・能力を育む「主体的・対話的で深い学び」の視点から学習過程を改善し、「何ができるようになるか」を明確化しました。知・徳・体にわたる「生きる力」を子ども達に育むため、「何のために学ぶのか」という学習の意義を共有しながら、授業の創意工夫や教科書等の教材の改善を引き出していけるよう、全ての教科等を、①知識及び技能、②思考力、判断力、表現力等、③学びに向かう力、人間性等の三つの柱で再整理しています。

 外国語活動については、3・4学年で「外国語活動」年間授業35時間を、5・6学年で「外国語科」年間授業70時間を導入します。小・中・高等学校一貫した学びを重視し、外国語能力の向上を図る目標を設定すると共に、国語教育との連携を図り日本語の特徴や言語の豊かさに気付く指導も行います。

 本年度と、来年度は、新学習指導要領への移行のための期間(移行期間)と位置付けられ、円滑な移行ができるよう、特例として外国語活動の授業時数が、3・4学年でそれぞれ年間15時間(現行0時間)、5・6学年でそれぞれ年間50時間(現行35時間)標準時数として示されました。

 

● 移行期間(本年度、来年度)における大町ひじり学園小学部の外国語活動

 大町ひじり学園小学部では、移行期間(本年度、来年度)において、外国語活動の授業時数を3・4学年でそれぞれ年間35時間(週1時間)、5・6学年でそれぞれ70時間(週2時間)授業を行い、新学習指導要領を前倒しして実践します。

 大町町では、「小学生英語力向上事業」を実施しており、3・4・5・6学年の外国語活動に、元中学校英語教員や英語塾講師等の非常勤講師3名を配置し、担任を含め複数の教員等で指導するティームティーチングの体制を整備します。

 また、義務教育学校、小中一貫校の強みを生かして、中学部英語教員が6年生の外国語活動の指導を行う乗り入れ授業も実施します。

 さらに、1・2年生にも教育課程の中に、遊び等を通して英語に親しむ「英語教室」を年間5時間程設定して、ALT(外国語指導助手)トーマス先生と担任で指導することとしています。

 

● 大町町小学生英語力向上事業(平成27年度~)

 大町町では、平成27年度から大町町小学生英語力向上事業を実施し4年目となります、小学部の「外国語活動」に元中学校英語教員や英語塾講師等の非常勤講師を配置したり、中学校英語教員の乗り入れ授業を実施したりしてティームティーティングによる授業改善を行ってきました。非常勤講師は、中学部7年生にも配置しています。その結果、佐賀県小・中学校学習状況調査の平成28・29年度の大町ひじり学園7年生の英語の平均点は、いずれも県平均を上回っています。また、トーマス先生には、大町保育園で月に1度「英語教室」を開いてもらい就学前から英語に親しむ機会を作っています。義務教育学校の強みや大町保育園の地理的環境を生かし、保小中一貫した外国語活動を展開することで、大町の子どもの英語力向上に努めているところです。