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入力日 2018-01-09 閲覧 250
タイトル 学校運営協議会の熟議~部活動
内容

 平成29年12月15日に今年度第3回目の学校運営協議会(久本保夫会長)が開催されました。学校運営協議会は、コミュニティ・スクールである学校に設置される組織で、教育委員会が選定した保護者や地域の方々などの委員が学校運営の基本方針を承認したり、学校運営に関する意見を述べたりします。今回は、「部活動」をテーマとして熟議(※学校と地域の方々がみんなでよく考え話し合うこと)されました。

 部活動は、生徒の自主的、自発的な参加により行われ、スポーツや文化、科学などに親しませ、学習意欲の向上や責任感、連帯感の涵養など、学校教育が目指す資質・能力の育成に資するものであり、学校教育の一環として重要で意義が深いものです。異年齢との交流の中で、生徒同士や部活動指導者と生徒の人間関係の構築を図ったり、生徒自身が活動を通して自己肯定感を高めたりするなど、その効果は、これまでも地域の皆さんなどから高い評価を受けています。大町ひじり学園には、柔道部、剣道部、バレーボール部、サッカー部、ソフトテニス部、吹奏楽部、美術部、卓球部、野球部、陸上部の10の部活動があり、ほとんどの生徒がいずれかの部に所属しています。部活動に無所属の生徒の中には、硬式野球、バドミントン等のクラブチームや社会体育のチームに所属する者もいます。

 大町町では少子化が顕著となっており、中学部生徒は169名(平成29年12月末現在)で今後、減少が予想されます。現在全学年2クラスですが、近い将来1クラス(1学級40名規定)になる学年が出現する可能性があります。従って、部員数の確保、教職員の確保に大きな課題が生じてきています。

 一方で、教職員の多忙化が懸念されており、教職員の超過勤務の要因として部活動があげられる現状にあります。佐賀県教育委員会では、毎月第3日曜日を県下一斉部活動休養日と定めました。大町町教育委員会でも週1回の部活動休養を指示しています。大町ひじり学園では、そうした中、外部指導者の皆さんや小学部教職員を活用しながら教職員の負担軽減に対応しているところです。

 今回は、この2つの課題を踏まえ、今後の部活動の在り方について委員の皆さんが熟議しました。

 

<主な意見>

  • 部活動の最少規定人数や入部希望者0継続年数などを定めて、休部や募集停止、社会体育への移行の対応を考えてはどうか。生徒減で、部が減っていくのは仕方がない。
  • 最小規定人数に満たなくなっても次年度入部者を期待し存続させるなど、現実的な対応をして欲しい。
  • 部員が切磋琢磨するためには、ある程度の部員数が必要なのではないか。小さな学校で大きな実績を残している事例がある。
  • 各競技連盟によって対応が違うこともあるが、他校との合併チームも考えられる。
  • 学年によっては、ある部に人数が集中したり、入部0の部活動があったりする。人間関係で部を選択しているのではないか。
  • 運動部も文化部も両方大切にして欲しい。
  • 小中一貫校のよさを活かして、6年生の時に体験入部を一定期間設けてはどうか。6年生のうちに仮入部させることも考えられる。
  • 大町町で小学生の社会体育チームがある競技については、人数が少なくなっても部を存続させて欲しい。
  • 県内でもモデルとなるほど多くの部活動に外部指導者がいるが、人材、後継者も不足してきている状況にある。
  • 体育大会などで小学生に部活動紹介の場を設定して、後輩に先輩へのあこがれの気持ちを持たせるべきである。
  • 現部員に部員募集活動を行わせてみてはどうだろうか。
  • 休部や募集停止の対応に動く場合は、外部指導者の意見も尊重して欲しい。学校、教育委員会、外部指導者で検討委員会を設置し協議して欲しい。
  • 教育委員会では、部活動指針を策定中であり、一定の基本方針を示す予定である。

 

 少子化、学級数減、教職員数減、教職員の多忙化などの課題を踏まえ、適切に対応していきたいと考えます。ご意見等ありましたらお気軽にお寄せください。